ココロを整える

私がわたしに感動する人生を。

あなたが生きている。そこには必ず感動があります。息をする、動く、考える、感じる。自分の全てが愛おしく思える人生にしませんか?

私たちの存在は完全である・旺季志ずかさんの本を読んで【感想】

こんにちは

心理カウンセラーのゆーみんです 

 

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今日はこちら

旺季志ずかさんの本を読んだ感想です

予告どおり書けてよかったぁ~

 

hugme2020.hatenablog.com

 

 結論から言うと、読んでよかったです

いま私が考えていること、目指していること、伝えたいこと

これらが集約されたような内容でした

 

著者がこれまで担当したドラマのセリフが紹介され、その時の心情や状況などが本文で解説されています

これがまた、とても良いのです

 

著者の様に、人生半ばを過ぎ

様々な経験をしてきた人だからこそ思いつくようなセリフばかり

 

女としての苦悩

母としての苦悩

妻としての苦悩

人としての苦悩

 

それらが実に、生々しくちりばめられています

 

「誰かが言った不快なことを伝達するお節介が、『女友だち』の世界では、『あなたのため』という『善意』として横行している」

 

 女独特の世界観を見事に表現しています

なぜワザワザ不快にさせるようなことを伝えるのか

伝達者自身が、同じことを思っているからなんですよね

あ~コワイコワイ

 

 

「親だって壊れるわ。親だから、壊れる」

「親だって初心者マークが必要だ」

 

 私は息子との関係が近かったこともあり、強かったり弱かったり

ー親だって人間なんだー

という姿を見せていたように思います

それが良かったのかどうかはわかりません

でも

不完全であっても、親なんですよね

子どもにとっては

 そして私の両親も、不完全であっても親だったんですよね・・

 

 

最後にもう一つご紹介

一番のお気に入りです

 

「私らって、ほんまはもともと、まん丸なお月様なんよ。

でも、そのことを忘れてる。

私らって…月がお月さまの光に照らされて形を変えるみたいに、

人に照らされて自分を見てるんやないかな…。

周りの人たちの言うことで、自分のこと、好きになったり、

嫌いになったりしてる。でもはじめっから、まん丸なお月様」

 

 

他人軸であることを月に例えて表現されており

うまいなぁ~

と唸ったセリフです

 

私たちは、なんら欠けたところのないまん丸なお月様ー完全な存在です。

なのに”人の評価”というものに照らされて半月や三日月に見えるのを

「何かが足りない」「欠けた存在だ」と勘違いしているだけ。

 

 

「自分軸でいきることで幸せを謳歌できる」

全編通じて著者は訴えます

 

自分らしさを見失い

好きなことすら即答できなくなっていた私

「自分軸」を意識することで

「自由」と「幸せ」を取り戻し始めています

 

いい子をし過ぎて

どう生きればいいのかが分からなくなっている

そんなあなたにおススメの一冊です

 

心理カウンセラーの

ゆーみんでした