こんにちは
心理カウンセラーのゆーみんです
今日はこちら
旺季志ずかさんの本を読んだ感想です
予告どおり書けてよかったぁ~
結論から言うと、読んでよかったです
いま私が考えていること、目指していること、伝えたいこと
これらが集約されたような内容でした
著者がこれまで担当したドラマのセリフが紹介され、その時の心情や状況などが本文で解説されています
これがまた、とても良いのです
著者の様に、人生半ばを過ぎ
様々な経験をしてきた人だからこそ思いつくようなセリフばかり
女としての苦悩
母としての苦悩
妻としての苦悩
人としての苦悩
それらが実に、生々しくちりばめられています
「誰かが言った不快なことを伝達するお節介が、『女友だち』の世界では、『あなたのため』という『善意』として横行している」
女独特の世界観を見事に表現しています
なぜワザワザ不快にさせるようなことを伝えるのか
伝達者自身が、同じことを思っているからなんですよね
あ~コワイコワイ
「親だって壊れるわ。親だから、壊れる」
「親だって初心者マークが必要だ」
私は息子との関係が近かったこともあり、強かったり弱かったり
ー親だって人間なんだー
という姿を見せていたように思います
それが良かったのかどうかはわかりません
でも
不完全であっても、親なんですよね
子どもにとっては
そして私の両親も、不完全であっても親だったんですよね・・
最後にもう一つご紹介
一番のお気に入りです
「私らって、ほんまはもともと、まん丸なお月様なんよ。
でも、そのことを忘れてる。
私らって…月がお月さまの光に照らされて形を変えるみたいに、
人に照らされて自分を見てるんやないかな…。
周りの人たちの言うことで、自分のこと、好きになったり、
嫌いになったりしてる。でもはじめっから、まん丸なお月様」
他人軸であることを月に例えて表現されており
うまいなぁ~
と唸ったセリフです
私たちは、なんら欠けたところのないまん丸なお月様ー完全な存在です。
なのに”人の評価”というものに照らされて半月や三日月に見えるのを
「何かが足りない」「欠けた存在だ」と勘違いしているだけ。
「自分軸でいきることで幸せを謳歌できる」
全編通じて著者は訴えます
自分らしさを見失い
好きなことすら即答できなくなっていた私
「自分軸」を意識することで
「自由」と「幸せ」を取り戻し始めています
いい子をし過ぎて
どう生きればいいのかが分からなくなっている
そんなあなたにおススメの一冊です
心理カウンセラーの
ゆーみんでした