こんにちは
心理カウンセラーのゆーみんです
今回もお弟子制度の課題がネタです
お弟子講座では、毎回ケーススタディといって
あらかじめ用意された相談内容を
各々の視点で取り組み、回答を考えるというものがあります
ココロノマルシェのトレーニングだと
私自身は思っています
お弟子仲間からのリアルな相談に
ブログ上で回答をするというスタイルです
個人情報保護の観点から
相談内容の全文を掲載できず残念なのですが
なんとな~くわかっていただけるのではないかな?と思っております
実はワタクシ
上位3位以内に選ばれまして
全然自信なんて無かったので
ビックリしました
てなわけで回答に移ります
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こんにちは
この度はご相談いただきありがとうございます。
ご相談内容を拝見し、大人の自立した女性でありながら、可憐な花の様にかわいらしいステキな方なのだろうなぁと想像いたしました。
さてお悩みは、男性と親しくなると怖さが出てくる、いわゆる「親密感の恐れ」についてですね。
積極的に出会いの場を求めたり、お母様との関係性を改善する努力をされたりと、とても行動的に動かれているにもかかわらず、関係が近しくなると上手く行かなくなる。
この問題を解決するためのポイントとして、三つ思い当たりましたので、ご参考くださればうれしいです。
まずは一つ目
>Lineの返事がない(既読スルー)だけで不安になるし、勝手に私のこと嫌われているかもとか、彼は本気ではないのだと頭の中で色んなこと考えてしまいます。付き合いにおいては、距離が近づくと、彼に気に入られようと優しくしたり、自分の欲求をはっきり言わなかったりと、私らしくいられなくなってしまっています。楽しいけど、楽しくない気持ちもあり、不安や不満も出てきて、彼にそれを言うことができずに苦しくなってしまいます。幸せな選択をしていない気がしてならないです。
こちらの文章からうかがえるのは、ご相談者様の「自己価値の低さ」です。
「LINEの返事がない=嫌われている」
「優しくしたり、我慢しないと嫌われる」
「不安や不満を伝えたら嫌がられる」
本当はとても魅力的な女性であるにもかかわらず、自信がなくて無理をして好かれようとしたり、嫌われることをおそれてしまう。
いったいどうして、このような思考パターンになってしまうのでしょうか?
「こんな自分は男性に愛されない」
「ありのままの姿を見せたら嫌われてしまう」
こういったご相談者様の
「自分を必要以上に低く扱ってしまう」
きっとこんな思い込みが原因ではないかなぁと思います。
問題解決するためのポイント二つ目
>母との癒着と過去の恋愛関係が関係しているのかなと思っています。お恨み帳や手放しワークはやったことがあります。
お母様との癒着には気付かれたようですが、お父様とのご関係はいかがだったのかが気になります。
パートナーとの関係=異性の親との関係と、密接に関わるケースが多いためです。
お母様との関係が深かったということは、もしかするとお父様との距離が遠かったのではないかなぁ?と推測いたしますが。。
また過去の恋愛関係が原因かもとのこと
これらを踏まえて「男性」に良い印象が無いのではないかな?とも推測いたしました。
そして問題解決するためのポイント三つ目
>心の距離が近づいていくとなんだか恐くなると同時に、人に依存してしまうような自分がいて苦しくなります。
恐らくご相談者様は、過去、大好きな誰かに依存していた時代に、とても傷ついたり、寂しい思いをされたのではないでしょうか?
その時の体験が痛みとなり、好意を寄せ始めたお相手と近づくと、その時の心の傷が疼いて「また傷つくんじゃないだろうか?」と怖くなってしまうのだと思うのです。
好きになって、裏切られて、また傷つくぐらいならば距離を置いて安全な場所にいたほうがいい
ご自分を守るために、心が自動的に動いてしまうのではないかと思うのです。
以上三つの問題解決のポイントを挙げてみましたが、いかがでしょうか?
普段はしっかりしているけれど、男性の前になると、恥ずかしがり屋で甘えん坊な可愛い女性。
ご相談者様は、こんなに魅力的な女性が男性に嫌われると思いますか??
愛してもらえないと思いますか??
本当の自分をさらけ出し、ご自分の魅力を受け入れ、男性に愛される。
少し勇気を出して、女性としての喜びを味わっていただけたらと思います。
さてここからは、具体的な解決方法のご提案をさせていただきますね。
今回はワークを一つだけご提案させていただきますので、よろしければ取り組んでみてください。
【目標】
・自己肯定感をあげ、自己受容する
・男性に対するネガティブイメージを変える
・依存的な自分を受け入れる
1.ノートや紙に、ご相談者様自身が「こんな自分はダメだ」「自分のこういうところは嫌いだ」という部分を思いつく限り書く。
2・例えば「だらしない自分はダメだ」と書いたとしたら、「だらしない自分はダメだ」に「と、今は思い込んでいる」と書き足す。
(だらしない自分はダメだ。と、今は思い込んでいる)
3.次に「だらしない自分はダメだ」⇒「私はだらしなくても別に良い」と緩めた表現に書き換える。
※男性に対するネガティブイメージの変換
「男は私を傷つける」⇒「男は私を傷つけない」
このように、強引に思考を変えるには抵抗を感じてしまうことが多くあるため、徐々にポジティブなイメージに変えていく方法をおススメいたします。
(例)「男は私を傷つける」⇒「男は私を傷つけるという思い込みを捨ててもいい」⇒「男は私を傷つけるというのは、勘違いだった」⇒「男は私を傷つけない」
※依存的な自分を受け入れる
こちらも上記の様に、強引に書き換えず、徐々に変えていくようにしてみてください
(依存的な自分もOKなんだというイメージで)
(例)「私は依存的な自分が許せない」⇒「私は自分が依存的だと今は思っている」⇒「私は依存的でもかまわない」⇒「私は依存的な自分も自分だと思う」
このワークには、自分や他者に対する否定的な思いを緩め、受け入れることで自己肯定感をあげる効果があります。
また男性への恐れ、依存してしまうのではないか?という不安。
こちらの思い込みを書き換える効果も期待できると思います。
日常的に、嫌な感情を感じたときなど、ご自身の思い込みを見つけるたびに実践していただくと、お気持ちが軽く、楽になるかと思います。
ご相談者様が、ご自分の魅力を最大限に受け入れ、ありのままの姿で男性に愛される。
そんな近い未来が思い浮かびます。
どうぞご自身と男性を信頼し、委ね、ステキなパートナーシップを築いてくださいね。
ご相談ありがとうございました。
ゆーみん