こんにちは
心理カウンセラーのゆーみんです
久しぶりに海へ散歩に行き
曇天でしたが、良い気分転換となりました
今日は「自己受容」のお話しです
動画で松丸政道先生の講義を聞きまして
これがすごくわかりやすかったのです
松丸先生の定義
自己受容:自分の過去の願望を知り、受け入れること
自己肯定:「~したい」「~するぞ」という未来の願望のこと
「やりたいことが分からない」
これ、私は長年罹患していたわけですが
こういう人は「自己受容」が足りていない
過去に
「本当は○○したかった」
「本当は○○してほしかった」
と、何らかの理由で我慢をしてきたことが多くて
自分の本当の望み(=感情)が分からなくなってしまった
松丸先生によると
人には、感情ためるプールがあるそうで
我慢すればするほど
その感情のプールにたまるとのこと
で、この感情のプールには
上の層:自己受容
下の層:自己肯定(=やりたいこと)
が、入っている
イメージでいうと、かき混ぜていないカフェオレ状態で
自己受容がコーヒー部分(ダークゾーン)
自己肯定がミルク部分
自己受容が多い人ほど混ぜていないので
自己肯定が底に沈んでいる
だから、まず自己受容を取り除かないと、自己肯定に到達できない
つまり「○○したい」という自己肯定が現れない
だから
「やりたいことがわからない」
になってしまう
実は私、感情が動くとすぐに涙が出るんですが
これは小さいころから、感情を我慢をして
このプールにたくさんたくさんためこんで
さらに上に蓋をしてしまったことで
プールにひびが入って漏れている状態だそうです
すぐに怒る人
ブツブツ独り言を言う人
こちらも同じで
プールの容量オーバーで満杯だという証
(心理学では、アクティングアウトという)
自己受容=昔の感情=上の層なので、コチラから引き上げないといけない
自己肯定=下の層
感情の中は、時間の概念がない
インパクトのあった感情
例えば「昔○○が嫌だった」という、古い感情だったとしても
それを何度も思い出すことは
Googleで何度も検索することと同じで、上位に挙がってくる
そして
「いつか叶ったらいいな」
という望みは
「いつか」という重りを付けるので
どんどん下に沈んでいく
つまり
「自己肯定=未来の願望(やりたいこと)」
は、下に沈んでいる
だから
「本当は○○したかった」という過去の思いを認めて
取り除く(上に引き上げる)と、感情のプールの水面が下がって
自己肯定が見えてくる
とことん「自己受容=過去の願望(昔やりたかったこと)」
を掘り下げると早い
ショッキングな出来事などが起こると
過去のことを捨てざるを得なくなるので
自己肯定が見えてくるケースもある
(九死に一生を得た人など)
いま目の前の現象に対するジャッジメントは
自己受容を基準に判断する
自己受容=辞書みたいなもの
(ビリーフ、観念、思い込みともいうのかな?)
ジャッジメントの基準を変えようとすると
プールに入っている
自己受容を減らしつつ、クリアにしないと難しい
(投影が働くからですね)
例えば昔、犬にかまれた人は
「犬=かむ=怖い」
という思い込みをする可能性がある
これを
「犬=可愛い」
に変換するためには
「そうだよね。犬にかまれたから怖かったんだよね」
と、過去の嫌だった思いを認めて、クリアにする
そんなイメージでしょうか
「やりたいことがわからない」
と人生に迷走している人は
「本当は○○したかった」
を探して→認めて→捨てて→クリアにすることで
自己肯定=やりたいことが浮き上がってくる
テキストだと理解しにくいかもですが
「私って本当は○○したかったんだよね~」
「私って本当は○○して欲しかったんだよね~」
と、昔、我慢してしまった願望を認めることが大事だということですね
○○○○○○
誰かのために
色々我慢してきた覚えはないですか?
それはあなたが
愛の人だからなんです
私が我慢すれば、その人に喜んでもらえる
私が我慢すれば、その人を悲しませない
その時の感情に触れることは
もしかすると抵抗があるかもしれません
認めて受け入れることで
その時に我慢した
あなたの愛が報われます
「やりたいことがわからない」
もしあなたが私と同じことで
悩んでいるのなら
一度勇気を出して挑戦してみませんか?
「やりたいことがわからない」
を克服中の心理カウンセラー
ゆーみんでした