わたしが私を愛しているということ
なぜ
気づいていなかったんだろう
わたしが
そもそも
私を愛しているということを
怖い
悲しい
寂しい
わかって欲しい
もっと見て欲しい
力を知って欲しい
側にいて欲しい
一緒にいて欲しい
私の忌み嫌う
その場所を
わたしはずっと見ていた
わたしはずっと愛していた
誰よりもずっと
見ていた
私が愛せないと
思っていた
この場所を
わたしはずっと
愛してくれていた
静寂の中
わたしと私が
ひとつになる
最初から
私は
わたしの一部で
わたしそのものだった